7routeplanet

写真と七辻脳内白描図

煙草は吸えないが、人が吸うところを見るのは興味がある。

19歳の夏、久々に会った小学校来の友人三人と会った日。
もう一人の友人の家に向かう最中で、隣の友人は、僕に一言謝って、タバコを一本吸い始めた。


バツが悪い顔をして、「ごめんね」なんて言って。
久々に会って、変わらない人なんていないと思っていたし、君がいつか成人する前にタバコを吸うなんて、なんとなくだけど判っていたから、僕は「いいよ」とだけ返して、友人がタバコを吸い終えるのを待った。


マルボロイトメンソールのロング。


君らしいなぁと思った夏。

観音様や仏像が気になるのは絵本の所為だ

こどものとも、だったか。
幼少時代に家に置いてあった、ぺらっぺらな読み聞かせ絵本で、好きな話を二つ覚えている。


ひとつは、「くまのはいしゃさん」だったか。
「がらごろぺっぺのくまっぱち」
みたいな合いの手の入るうがいの仕方が好きで、実際にそう言いながらうがいをしていた。


何無理なうがいをしていたのだろうな、僕は。


まぁ、それはいいんだ。


あともうひとつ記憶に残っているのは、インドの神様のような神様(悪神だったかもしれない)がお嫁さんをもらったのだが、お嫁さんが人形…で?


猿が出てきて宝物をくすねていって…?
人形のお嫁さんがばたーん! と倒れて動かなくなってしまったのをみた神様が、お嫁さんがしんでしまったといってめっちゃ泣いてる話。


この話だけは自分でも何度も読み返した覚えがある。
実家に残っていないあたり、おそらく処分されてしまったのだろう。


また読みたい。
図書館ありそうか。
まぁ、たまに思い出す程度でもいいんだ。


あと、雲の名前だかなんだかが載ってる絵本もあった気がする…
その本も好きだったし、自分は雲と友達なんだと思い込んでいたことがある。


割と、今でも雲とは縁がある気がする。
天体ショーの時に限って曇るとか。
雨降りそうな日に外出すると全く降らずに、屋内に入った途端に降り出すなど。


雲と青空のコントラストは昔から好。
空がより青みを増す。
藍色の空。
青色の空。



ということで、先日の夜明け雲。
光が漏れてますよ、御天道様。